ゲームやアニメなどで「クトゥルフ神話」の名前を聞いたことはありませんか?
「クトゥルフ神話を知りたい!」と思っても、「神話ってなんか難しそう...」と調べる気がなくなりますよね。
そこで、この記事では、クトゥルフ神話の概要とクトゥルフ神話に登場する代表的な生物たちを一覧でわかりやすくご紹介します!
この記事を最後まで読めば、クトゥルフ神話を楽しめると思うのでぜひ、読んでください!
はじめに|クトゥルフ神話ってどんなお話?

ゲームやアニメでよく耳にする「クトゥルフ神話」。実は、ギリシャ神話や日本神話のような、大昔から本当に伝わっている神話ではありません。
クトゥルフ神話とは、1920年代にアメリカの小説家、ハワード・フィリップス・ラヴクラフト(H.P.ラヴクラフト)という人が書いたホラー小説から生まれた「架空の神話」なのです。
では、なぜただの小説が「神話」として世界中で愛されているのでしょうか?それは、クトゥルフ神話が、「誰でも設定を使っていいオープンな世界」だからです。
H.P.ラヴクラフトが考えたアイデアを、当時の友人作家たちが「面白そう!俺の小説にも出していい?」「じゃあ俺は新しい怪物を追加するわ」とシェアして書き繋いできました。
この仕組み(シェアード・ワールド)のおかげで、100年経った今でも世界中のクリエイターによって新しい物語が作られ続けています。
1人だけじゃなくてみんなで物語を完成させているのがクトゥルフ神話の魅力!
クトゥルフ神話の生物一覧

参考・出典:Wikipedia(クトゥルフ神話)
それでは早速、クトゥルフ神話の魅力的な生物をご紹介していきます!
宇宙の根源にして最強の存在|外なる神(アウター・ゴッド)
アザトース(万物の王)

宇宙の中心でずっと爆睡している神様。
彼が目を覚ますと宇宙が消滅してしまうため、周りの下級の神々が「絶対に起きるなよ…!」と祈りながら、太鼓やフルートをドンドコ鳴らして寝かし続けています。
ヨグ=ソトース(門にして鍵)

過去・現在・未来のすべての時空に存在する、全知全能の光る球体の怪物。
ある人間の女性との間に「双子の子供」を作ったことがあり、一人は透明な巨大怪物で、もう一人はヤギみたいな顔をした怪物でした。
ニャルラトホテプ(這い寄る混沌)

唯一人間に興味を持ち、様々な姿で現れては人間を破滅に導く神様。
古代エジプトのファラオに化けたり、手品師に化けたりして人間界に潜入し、人々を集め、恐ろしい幻覚を見せました。
シュブ=ニグラス(豊穣の女神)

森の奥深くに潜む、おびただしい数の触手と口を持つ巨大な肉塊の女神。
森の奥でカルト信者が儀式を行うと、機嫌が良ければ「黒き仔山羊」という自分の子供(怪物)を派遣します。
ウボ=サスラ(自存の源)

地球のすべての生命の起源となったとされる、巨大な泥のスライム。
魔法使いたちが宇宙の真理が書かれている大切な石版を盗もうと近づきますが、もれなく全員この巨大スライムに飲み込まれて泥の一部になってしまいました。
ダオロス(ヴェールを剥ぎ取るもの)

複雑すぎる幾何学模様の姿をしており、見ただけで人間の脳が処理しきれず発狂してしまう神様。
ある魔術師が彼を呼び出しましたが、うっかり部屋を真っ暗にするのを忘れてしまいました。ダオロスの姿を見てしまった魔術師は、脳がバグって目が飛び出し、そのまま発狂死しました。
地球や星々で眠る恐るべき神々|旧支配者(グレート・オールド・ワン)
クトゥルフ

タコ頭にドラゴンの翼を持つ、クトゥルフ神話のメインの神様。
海で遭難した船乗りが偶然彼のお家(海底遺跡)に迷い込み、目覚めたクトゥルフに追いかけられました。
ハスター(名状しがたき者)

クトゥルフのライバルである風の神。
彼をモチーフにした『黄衣の王』という呪われた戯曲(脚本)があり、それを読んだ街中の人は狂気に陥り、幻覚を見て廃人になってしまいます。
ダゴン&ヒュドラ(父なるダゴンと母なるヒュドラ)

海の怪物たちの親分で、巨大な半魚人のような姿の怪物。
漂流した船乗りが、巨大な石碑に抱きついているダゴンを目撃してしまい、その日から毎日悪夢にうなされ、最後は窓から身を投げました。
ツァトゥグァ

地下に住んでいるヒキガエルや、ナマケモノのような怪物。
ある探検家が魔法を教えてもらうために彼の洞窟を訪れると、普通なら食べられるところですが、別の生贄を食べて満腹だったため、強力な魔法をあっさり教えてくれました。
イタカ(歩く死)

北極圏などの極寒の地に現れる神様。
雪山で迷子になった人間をさらい、氷漬けにすることで有名です。
ガタノソア

クトゥルフの長男で、見たものを石化させる怪物。
古代の大陸に住む人々は彼を恐れすぎた結果、「絶対に扉が開かない巨大な要塞」をガタノソアの真上に建ててフタをしました。
イグ(蛇の父)

無数の蛇が集まったような姿の神。
ヘビ嫌いの開拓者の妻が、彼の子供であるヘビの巣を全滅させました。すると、激怒したイグの呪いによりその妻は数ヶ月後、下半身がヘビになった赤ん坊を出産することになりました
クトゥグア

生きた炎そのものの姿をした神。
主人公が森の中でピンチになりクトゥグアを召喚しました。彼は巨大な火の玉として現れ、敵を焼き尽くしてくれましたが……加減を知らないので、主人公がいた森ごと全て灰にしてしまいました。
高度な文明を持つ宇宙人たち|独立種族
古きもの(エルダー・シング)

ウミユリ(植物)とヒトデを混ぜたような生物。
大昔の地球で、奴隷としてショゴス(スライム)を発明して雑用に使っていました。しかしショゴスが賢くなって反乱を起こし、自分たちが作った奴隷に文明を滅ぼされることになりました。
ミ=ゴ

冥王星から来た、ピンク色の甲殻類に羽が生えた宇宙人。
ある人間の学者を「宇宙の真理を見せてあげるよ!」とそそのかし、脳みそだけを金属の筒に入れて、そのまま冥王星へ飛ばしました。
イースの偉大なる種族

巨大な円錐形の体を持つ、タイムトラベルができる生物。
ある大学教授が突然気を失い、5年間記憶喪失に。その間、教授の体はイース星人に乗っ取られ、世界中の図書館で奇妙な本を読み漁るという奇行に走ってしまいます。
ティンダロスの猟犬

「角」から現れる恐ろしい猟犬。
ある男がティンダロスに狙われ、部屋を丸くして引きこもりましたが、地震で壁に小さなひび割れ(角)ができた瞬間、そこから猟犬が飛び出してきました。
盲目の飛行するポリプ

目がない肉の塊のような姿で、風を操る凶悪な怪物。
「イースの偉大なる種族」によって地下の奥深くに閉じ込められていましたが、数億年後に人間の探検隊がうっかりフタを開けてしまい、探検隊を惨殺しました。
クトーニアン

巨大なイカとミミズを合わせたような地底生物。
ある人間が彼らの「卵」を盗んで街へ逃げ込みました。すると、ブチギレた親クトーニアンは地中を掘り進んで街まで追いかけ、大地震を起こして犯人を地割れに引きずり落としました。
神々に仕える怪物たち|従属種族
深きものども(ディープ・ワン)

カエルと魚と人間を混ぜたような怪物。
インスマウスという寂れた港町の人間に、「生贄をくれたら、魚と金をやる。あと俺たちと結婚しろ」と取引を持ちかけました。その結果、町民のほとんどがカエル顔の半魚人になってしまいました。
ショゴス

黒光りする巨大なアメーバで、無数の目玉を持つ怪物。
南極探検隊が、氷漬けにされた首なし死体を発見しました。しかし、数億年経った現代でも、彼らは南極の地下で生きていたのです。
ビヤーキー

ハスターに仕える、宇宙空間を飛べる有翼の怪物。
ある魔術師が敵から逃げるため、魔法の笛を吹いてビヤーキーを呼び、背中に乗って宇宙へ逃げました。しかし「宇宙空間で呼吸するための魔法」をかけるのを忘れており、そのまま宇宙で凍死しました。
夜鬼(ナイトゴーント)

のっぺらぼうの顔にコウモリの翼を持つ怪物。
実はこの怪物、作者であるラヴクラフト本人が子供の頃に見ていた「悪夢」にそのまま登場していた生き物なんです。
黒き仔山羊(ダーク・ヤング)

シュブ=ニグラスの子供で、樹木に無数の触手と蹄(ひづめ)がついたような怪物。
アメリカの田舎の沼地で、カルト教団がこの怪物を呼び出そうとしていました。通報を受けた警察が教団を包囲しましたが、呼び出された黒き仔山羊にはピストルの弾が全て弾かれました。
忌まわしき狩人(ハンティング・ホラー)

ニャルラトホテプに仕える、巨大なコウモリの羽を持つヘビのような怪物。
暗闇の中で、主人公はこの巨大な空飛ぶヘビに追い詰められ覚悟を決めました。しかしその瞬間、雷が光り、弱点である強い光を浴びた忌まわしき狩人(ハンティング・ホラー)は一瞬で塵になって消滅しました。
食屍鬼(グール)

犬のような顔と蹄を持つ、墓場で死肉を喰らう怪物。
ピックマンという人間の画家のモデルとして、ピックマンの自宅の地下室でよく仲良くしていたことで有名です。
シャンタク鳥

宇宙空間も飛べる巨大な鳥のような怪物。
主人公が山を越えるために背中に乗りましたが、途中で彼らの天敵である「夜鬼」に遭遇し、危うく主人公は振り落とされるところでした。
人類に味方する?|旧神(エルダー・ゴッド)
ノーデンス

白髭の老人の姿をした、海と狩猟の神。
主人公がニャルラトホテプの罠にハマって絶体絶命になったとき、怪物を引き連れて貝殻の戦車で駆けつけたことで有名です。
バースト

エジプト神話に登場する猫の女神。
ルタールという村で、猫をいじめて殺す意地悪な老夫婦がいました。ある日、村中の猫が集会を開いてバーストに祈りを捧げると、翌朝、その老夫婦の家には「人間の骨」だけが転がっていました。
まとめ:クトゥルフ神話には個性豊かな、奇妙で不気味な生物がたくさん登場する!

今回は、クトゥルフ神話に登場する生物たちを一覧でご紹介しました。
生物たちの特徴やエピソードを知っていると、もっとクトゥルフ神話が面白くなると思うので、クトゥルフ神話を読んだことがある人も読んだことがない人もぜひ、この記事を読んでから読んでみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!