「日本神話について知りたいけど、難しそう…」と思ったことはありませんか?
教科書や本で調べようとすると、「難しい言葉が多くてわからない!」という経験をした人が多いはずです。
そこで今回は、日本神話の神様一覧を簡単にわかりやすくまとめました!
この記事を最後まで読めば、日本神話の面白さがわかるので、ぜひ読んでください。
はじめに|日本神話ってどんなお話?

日本神話とは、今から約1300年前の奈良時代に記された『古事記』や『日本書紀』がベースになっている、世界の始まりから神々、そして天皇の始まりを書いた物語です。
日本神話には八百万(やおよろず)もの神様がいるんだよ!
主な内容は、この世界がどうやって生まれたのかという天地開闢(てんちかいびゃく)から始まり、個性豊かな神様たちが日本列島を作りながら、やがてその子孫たちが日本を治めていくという壮大な物語です。
日本神話の魅力は、神様たちが決して「完璧な存在」ではないことです。
神様も大ゲンカをして引きこもったり、恋に悩んだりします。日本神話には、まるで漫画のような、感情豊かで人間味のあるエピソードがたくさん書かれているのです。
現代でも楽しく読める神話だよ!
日本神話の神様一覧

それでは早速、日本神話の主要神様をご紹介していきます!
世界の始まりに現れた神様(別天神・神世七代)
アメノミナカヌシ|宇宙の始まりに姿を現した、大きな神様

日本神話の物語が始まる際に、一番最初に姿を現した神様。
「天の真ん中の主」という名前の通り、宇宙そのものを表すような大きな存在です。しかし、姿を現したと思ったらすぐに隠れてしまい、神話の表舞台には一切登場しません。
タカミムスビ / カミムスビ|あらゆるものを生み出し、神々を助ける神様

この世界のあらゆるものを生み出し、成長させる「むすび」という特別な力を持った神様。
アメノミナカヌシに続いて現れ、物語の後半ではアマテラスやオオクニヌシのピンチを救ったことで有名です。
イザナギ&イザナミ|日本列島とたくさんの神々を産んだ、偉大な夫婦

日本列島や、自然に宿るたくさんの神々を生み出した、いわば「日本のパパとママ」のような神様。
ほこで海をかき混ぜて島を作る「国生み」のシーンはとても有名です。火の神を産んだことでイザナミが亡くなってしまった際、イザナギは死者の国まで妻を迎えにいきました。
しかし、変わり果てた妻の姿に驚いて逃げ出してしまい、激しい夫婦ゲンカを繰り広げたという、人間味のあるエピソードを持っています。
物語の中心となる三姉弟(三貴子)
アマテラス|神々のトップでありながら、少し繊細な太陽の女神

たくさんいる神様たちのトップに立ち、世界を明るく照らす太陽の神様。
性格は真面目で働き者ですが、実はかなり繊細だったことで有名です。
弟スサノオのたび重なる嫌がらせにショックを受け、「天の岩戸」という洞窟に引きこもってしまいます。世界中が真っ暗になり大パニックの中、外の宴会が気になって覗いたところを引っ張り出されました。
ツクヨミ|静かな夜の神様

アマテラスの弟で、夜の世界を治めるよう任された月の神様。
とても身分の高い三姉弟の一人なのに、なんと神話での出番はたったの一回だけ!
口から食べ物を出したアマテラスに「汚い!」と怒り、アマテラスから「もうお前とは会わない!」と距離を置かれてしまいます。
スサノオ|大暴れした後に立派な英雄になった神様

普段は泣き虫で暴れん坊ですが、いざという時はとてつもない力を発揮する神様。
神々の世界で暴れすぎて追放されてしまいますが、その後、立派な英雄へと成長します。
いけにえにされそうな美少女を救うため、怪物「ヤマタノオロチ」に立ち向かい、強いお酒を飲ませて酔い潰すという知恵を使って見事退治しました。
地上の国を造った神様(国津神)
オオクニヌシ|優しすぎてトラブルも?出雲の国を作り上げた心優しき神様

島根県の出雲大社(いずもたいしゃ)にまつられている、とても優しい神様。
有名な話、因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)では、サメに皮をはがれて泣いていたウサギに治療法を教えて助けてあげました。
その優しさからたくさんの奥さんをもらいますが、正妻の嫉妬や兄弟からのイジメなど、とにかく苦労が絶えませんでした。
スクナビコナ|一寸法師のモデルとも言われる、小さくて賢い神様

植物の殻で作った小さな船に乗ってオオクニヌシの前に現れた、小さい神様。
体は小さいけれど知識はとても豊富で、オオクニヌシの相棒として、農業や温泉、医療の知識を人々に教えながら一緒に国造りを進めました。
コトシロヌシ / タケミナカタ|オオクニヌシの息子たち

オオクニヌシの息子であり、国譲りのエピソードで有名な神様。
天の神様から「地上を譲りなさい」と迫られたときに、兄のコトシロヌシは釣りの最中に「いいですよ」とアッサリ承諾して海へ隠れました(のちのえびす様)。
一方、弟のタケミナカタは「納得いかない!」と武神に力比べを挑みますが、負けてしまい信濃国(現在の長野県・諏訪)まで逃れることになりました。
天から降りてきた神様(天孫降臨)
ニニギ|三種の神器を持って地上へ降り立った、天皇家の祖先

太陽の神様アマテラスの孫であり、現在の天皇家の祖先にあたると伝えられている神様。
「この国を治めてきなさい」と任命され、鏡・玉・剣の「三種の神器」を持って地上に降り立ちました。
地上で美しいコノハナサクヤヒメに一目惚れしてプロポーズしますが、一緒にきた彼女の姉を「容姿が好みではないから」と実家に送り返してしまう人間味のあるエピソードも持っています。
コノハナサクヤヒメ|桜のように美しく、芯の強さを持った富士山の女神

富士山の守護神としても広く知られており、桜の花が咲くような美しさを持った女神。
ニニギと結婚してすぐに妊娠しますが、「それ、本当に俺の子?」と夫に浮気を疑われて大激怒!「もしあなたの子なら、火の中でも無事に産まれるはず!」と、自ら産屋に火を放ち、燃え盛る炎の中で三人の男の子を無事に出産しました。
ホオリ / ホデリ|道具の貸し借りで大きな争いを生んだ兄弟神

ニニギの息子たちであり、兄弟喧嘩が多い神様。
海で漁をする兄(ホデリ)の釣り針を、山で狩りをする弟(ホオリ)がなくしてしまい大事件に。
困った弟は海神の宮(竜宮城のモデル)へ行き、不思議な力を持つアイテムを授かります。地上に戻ってそのアイテムを使い、兄をこらしめて降伏させるという、エピソードを持っています。
物語を彩る脇役&人気神様
タケミカヅチ|圧倒的な強さで、相撲のルーツとなった武神

日本の神話の中でとても強い戦士とされ、「相撲」のルーツを作った雷と剣の神様。
オオクニヌシに「国を譲れ」と交渉しに行った際、剣を逆さまにつき立て、その剣先の上に座るという圧倒的な迫力で登場します。勝負事や武道の神様として現在もとても信仰されています。
サルタヒコ|天狗のモデルともされる、道案内の神様

ニニギが地上へ降りてくるときに、迷わないように分かれ道で待っていた道案内の神様。
天界の神々が驚く中、「私が道案内をしましょう」とニニギを無事に目的地まで送り届けました。鼻が長く、目は鏡のようにギラギラ輝いていることから、天狗のモデルだと言われています。
アメノウズメ|楽しい踊りと笑いで世界のピンチを救った、芸能の女神

日本で一番古い踊り子とも言われ、世界のピンチを救った芸能の神様。
アマテラスが洞窟に引きこもって世界が暗闇になった時、楽しく激しい踊りを披露しました。アマテラスを外に引き出すきっかけを作ったことで有名です。
ウカノミタマ(お稲荷様)|全国の神社で最も親しまれている、商売繁盛や農業の神様

「お稲荷さん」として親しまれ、全国の神社で一番多くまつられている商売繁盛や豊作の神様。
もともとはお米や農業の神様でしたが、時代とともに人々の暮らしを支える神様に変化しました。古事記では出番は少ないですが、日本人の生活に一番密着している身近な存在です。
ヤマトタケル|強すぎるがゆえに過酷な運命をたどった、古代の英雄

神様の子孫として物語に登場し、数々の武勇伝を残した古代日本を代表する英雄。
女装して敵のボスを油断させて倒したり、燃える野原で剣を使って助かったりと、強さと賢さを兼ね備えています。
しかし、その強さを父親に恐れられ、休む間もなく危険な戦場へばかり行かされる過酷な運命を背負います。
最後は故郷を思いながら白鳥になって空へ飛んでいく、少し切ないエピソードを持っています。
まとめ:日本神話には個性豊かな神様がたくさんいる!

今回は日本神話の神様一覧をご紹介しました。
日本神話には個性豊かな神様がたくさんいます!好きな神様は見つかりましたか?良ければコメントで好きな神様を教えてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!